子どもデザイン教室ブログ

『隣る人』をご覧になられる皆様へ

デザイン教室 | 2012.09.19(水) | No Comments

これから映画『隣(とな)る人』をご覧になられる皆様へ
お友達・篠崎聰さんから、映画『隣(とな)る人』について、このようなご意見を頂きました。ご紹介させて頂きます。
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おはようございます。
一昨日、映画「隣る人」を観ました。
子どもデザイン教室が9月22日に自主上映会を行うのですが、どうしてもその日は観に行けないので。
映画はドキュメンタリー。テロップもナレーションによる解説も、音楽も全くない。淡々と、児童養護施設「光の子どもの家」の日常が流れます。
この映画の内容を理解しようとするなら、パンフレットの購入がお勧めです。
まりこさん、まりなちゃん、むっちゃんの3人を軸に構成されていますが、テロップもナレーションも、あえて無いので、どうしても関係性が理解できないシーンが出て来ます。パンフレットには、全ての発言が文字に起こしてあるので、是非観た後すぐにパンフレットを読んでみて下さい。
僕は児童養護施設の現場を全く知りません。「光の子どもの家」は、一般的な児童養護施設とは違う運用をしていると思います。
一般的には、職員は3交代制だと思いますが、光の子どもの家では、責任担当制であり、まりなちゃん、むっちゃんを担当しているのが、まりこさん。
朝ご飯を作り、学校に送り出す。夕ご飯を作り一緒に食べる。一緒に風呂に入る。そして一緒に寝る。まりこさん、まりなちゃん、むっちゃんは、3人家族の様な生活をしています。
家には、その様な責任担当制によるグループが複数住んでいて、そういった家がまた複数あって、「光の子どもの家」を形作っている様です。
「隣る人」とは、この「光の子どもの家」の創立者、菅原さんの作った造語。
職場にパンフレットを置いて来てしまったので私の理解ですが、「隣る人」とは、「子ども視点で見た時に、自分に寄り添ってくれて、どんな自分でも100%受け止めてくれる、軸となる存在である大人」です。
一般的には「隣る人」は親。
事情があって親と一緒に暮らせない子どもに、責任担当制をもって「隣る人」という拠り所を作っている。「光の子どもの家」は、そんな児童養護施設でした。
職員の退職に伴う配置換えで、子どもから見たら「隣る人」が奪われてしまうという事も、映画では描かれていました。切なくなる映像ですが、子供達にとって「隣る人」の存在が、いかに大切なのか、そして「隣る人」にちゃんとなれているという素晴らしさの裏返しだと思います。
是非皆さんにも観て頂きたいです。
そして子ども目線で、感じて欲しいと思いました。
僕も、この映画を観て、少し子どもに対する態度を改めました。
自分は「隣る人」になれているか?
そんな目線でも観て下さい。
親が「隣る人」になれていない場合がある。
親でなくても「隣る人」になれる。
子どもには「隣る人」が必要である。
映画を観たいと思われた方。
以下が、映画のホームページです。

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