子どもデザイン教室ブログ
きっと誰かが見てる。
デザイン教室 | 2016.10.16(日) | No Comments
毎月第3土曜日、大阪府下の児童養護施設の子どもたちを集めてする「こどキャラレッスン」。参加者の子どもが「美術賞をとった」と職員さんが教えてくれました。「デザイン教室ってすごいですね〜」とお誉めの言葉も頂きました。
例えば「絵がうまくなる」というのは、そもそも「絵を描く気持ちがある」のが前提です。しかし、そのそもそもを表に出せなかった子が受賞したというのは、レッスンが目指すところの「自己肯定感の向上」に寄与できたのでは?と捉えています。
子どもデザイン教室では美術的な技法より、これからの社会を生きる作法=創造力、努力、対話力の成長に重点を置いています。今日もコンプレックスの捉え方や、友だちへの思いやりなど、小さな気づきを促しながらレッスンをしました。
初めて児童養護施設さんの方から見学のお申し出が2件ありました。頑張って続けていると、きっと誰かが見てる。今日は本当にそう思いました。レッスンは24ページの絵本を2回で作るというタイトな内容ですが、順調です。