子どもデザイン教室ブログ
クリエイティブキャンプ、2日目
デザイン教室 | 2018.07.31(火) | No Comments
秋田県で開催される「U18高校生クリエイティブキャンプ2018」、2日目です。秋田温泉さとみで開催の「東北地区里親研修会」に参加の子どもたちと「里親啓発ゆるキャラシンボルマーク」を作りました。子どもたちはとても親しみやすく接してくれました。
キャラクターの一つはサトゴン。空に住んでいる1000歳の子ども好きの恐竜です。酷いことをするおとなが嫌いで、最近幸せになれない子が多いことが悩み、身長10m、捨てられた子を身体の中に住まわせています。当事者ならではアイデアが生まれました。
お昼からは児童養護施設「感恩講児童乳児院」へお伺いし、2回目のレッスンをしました。森に囲まれた素敵な施設でした。大阪市内の施設とは環境がかなり違います。新しくなって4年目、木の香りが素敵でした。こちらは高学年が多く、完成度の高いキャラクターが多く出来ました。
今回コンテストに参加して、高校生たちが次第に成長しています。今、何をすべきか? を自ら考え、コミュニケーションに難のある子も自ら声かけができるようになり、ミーティングでも発言できています。レッスンが驚くようにスムーズに進むので、見学のおとなの方が驚いてました。
夜のオフは自分たちで調べた「市場のお寿司やさん」へ。回転寿司とはいえ、大阪とは違うネタの新鮮さと大きなにご満悦の皆さんでした。明日からは、マーク完成や発表に向けて、ハードな内部作業が始まります。企画したマスコミへの発表会は期待ができないので、作戦変更です。
それは、里親啓発を一番望んでいる所「児童相談所」にアプローチしようというものです。また細い糸を頼って、アタックをします。せっかくの機会、一人でも多くのおとなが里親を知り、一人でも多くの子どもが暖かい家庭で暮らせるように、秋田の問題を少しでも改善したいと思います。