子どもデザイン教室ブログ
コモンセンス・ペアレンティング
サポートホーム | 2012.10.10(水) | No Comments
今日は里親セミナーで「コモンセンス・ペアレンティング」という養育技術を学びました。これはアメリカ、子どものためのNPO「BOYSTOWN」が開発した、子どもと良好な関係を築くためのコミュニケーション法です。
文化の違うもの同士が寝食を共にすると、想定外の行き違いは日常のことです。まして、養育が十分でなかった子の場合、なおさらです。里子が何歳であろうと、その子は0歳として関係を再構築しないと、里親との良好な関係は困難、と一般には言われています。
では、皆さんに質問です。部屋の中を走り回る子どもがいます。やめてほしい場合、あなたは何といいますか?
セミナーの先生の答えです。『歩いて』なんですって。短く、一言で、具体的に、肯定的に、だそうです。受け売りですが、特に小さな子どもへの投げかけは、短く一言、らしいです。例えば『走ってはいけません』では、『走る』と『いけない』の二言になり、しかも『走る』の部分が肯定的に勘違いされる可能性があるそうです。難しいですね。
『だるまさんがころんだ』などはいかがでしょうか?