子どもデザイン教室ブログ
ハッピー・ハロウィン
takorockな毎日 | 2015.10.31(土) | No Comments
ハロウィンが来るたびに思い出す。若く仕事バリバリのデザイナーだった頃、百貨店の広告をずっと担当していた。アメリカにハロウィンなる行事があることを知って、催事の企画案にハロウィンを出した。「何それ?」というクライアントに「これからはハロウィンですわ!」と自信満々。
ふたを開けたら、カボチャも、オレンジの装飾も、ただ、ただ無視されて大失敗。前年対比割れ。「和田ちゃん(なぜかちゃん付け)誰も買わへんやん!」クライアントの冷ややかな罵倒。時を経てクリスマスにも匹敵するハロウィンフィーバー(ふるっ)。
その百貨店も勢力的にハロウィンフェアを開催されているだろう。必要のないものを無理強いするクズ企画の典型。しかし、そんな海千企画に挑戦させてくれ、それでも切り捨てずに私を育ててくれたクライアントに今も感謝している。