子どもデザイン教室ブログ
出会いが可能性を広げる
デザイン教室 | 2014.01.06(月) | No Comments
今朝の朝日新聞にアトリエインカーブの今中博之氏の記事が大きく掲載されていました。人生の大きな波をいくつも乗り越えた人の言葉は「優しい」といつも感じています。文中に「オリジナルティーは教育や社会に支配されない人間から生まれる」とありました。
そういえば、心理学者マーチンセリの「人間の可能性を奪うのは教育と生活である」という言葉を思い出しました。場合によっては、思わぬ経験から自分の可能性を奪われる人がいます。また、可能性を見つけることを諦めてしまう人もいます。
そんな人が具体的に秀でている部分を見つける方法は「メンターを探すこと」ではないかと本文を読んでいて、いや、今中さんの写真を見ていて思いました。メンターから直接言葉を頂いたり、困ったときに「メンターならどうするのか?」をイメージしたり、トレスしたりするのです。
私にとってのメンターは今中さんです。メンターは相談相手や指導者ではありませんから、同情や指示などはしません。今中さんの場合、よく仏教のお話をされます。そのなかから許しを、また、可能性を広げる術を学んでいます。私はこんな人に出会えた「ご縁」に感謝しています。
最近「なぜ里親をするのか?」とよく聞かれます。その答えは「出会いはご縁だから」です。今中さんから可能性を広げる術を学んだように、私もいつか出会う誰か子どもたちと、可能性を広げる術を育みたいと願います。