子どもデザイン教室ブログ
日本保育学会シンポジウムに登壇
デザイン教室 | 2014.05.22(木) | 1 Comment
日本保育学会第67回大会のシンポジウムに登壇し、国立精神神経医療研究センターの前田基成先生、應典院の齋藤佳津子先生、大阪城南女子短期大学の松本敦先生と「子どもを守るアートの試み」というテーマでお話させて頂きました。
「美術や造形行為がなぜ自尊感情を高めるのか?」実験の結果と様々な脳科学のデータ、また私たち、現場からの報告も交えて、2時間の意見交換をしました。その結果、偶然ですが「子ども絵本教室」の考え方、取り組みは正しかったことが立証されました。
シンポジウムの結論は、言語化されにくい感情を美術・造形行為で外部化することで「自分に気づく」そのことが自尊感情の高まりの起因になるというものでした。また、それが脳神経の経路をどのように辿って自己肯定感に繋がるのか?も報告されました。
私は『自尊感情はその子と相対や共視する誰かの承認によって芽生え、やがてその子と誰かの間で育まれ、やがてその子の中で大きくする。つまり、自尊感情はその子の外側から内側へ入っていく。だから、その誰かの存在がとても重要だ』そんな意見を述べました。
One Response to “日本保育学会シンポジウムに登壇”
2014.06.07(土)|12:02 AM|
ありがとうございます。
とても感銘いたしました。
すべての命がたいせつにされる環境をつくりたい想いです。
NPO決算書をようやく行政に受理されました。