子どもデザイン教室ブログ
普段の感覚が戻ってきました。
takorockな毎日 | 2013.06.18(火) | No Comments
父親に不幸があって気持ちの整理がつかず、ブログもご無沙汰していましたが、少し普段の感覚が戻ってきました。痛恨の結末を迎え、これまで以上に重い責任を負うことになりました。
父は余命宣告がされても動じることなく、延命治療を拒否し、自宅で普段通りの生活を淡々と繰り返していました。死を目前にし、毎日、家計簿があわないと嘆き『お父さん、それ今しないといけないの?』と聞いても、『性分や』と笑っていました。
最後はあちこちに外出する余裕もでてきた折の突然のことでしたが、死に際し、超然と過ごした父に『天晴れ』といいたいです。しかし、今まで何でも父に相談していればよかったのですが、これからは何でも自分で決めないといけません。家族を守る重責に不安と勇気が渦巻きます。
振り返れば、父は毎日仏壇にお祈りをしていました。『あんたら家族の健康を祈ってる』と言っていました。父の最後の手紙には『彼岸より見守っている』とありました。父を亡くした今、父の祈りの意味を深く深く考えています。