子どもデザイン教室ブログ
模様替えをしています。
サポートホーム | 2014.03.23(日) | No Comments
春4月から一緒に暮らすことになる女の子が遊びにきました。仕事の合間をぬって部屋の模様替えをしています。お布団を洗濯して、荷物を移動して、、、お母さんは大変だなと感心します。下の子どもともども、新しい家族関係が築けたらと願います。
血縁が意味をもたなくなり、シェアハウスに代表されるように、家族の形が変わってきました。その一つがファミリーホームです。先日、学生新聞の取材で『和田さんは何を求めているのですか?』とドキッとする質問を受けました。
その答えの一つは、誰かといる、私はその「幸せ」を求めています。一人は寂しいもんです。かつて家族はある意味「裕福」で、子どもや高齢者を扶養できる保障機能がありました。それが加速する経済社会の影響で、その機能が果たせなくなりました。
今や精神的にも家族はバラバラになろうとしています。それに変わってファミリーホームなどが増えつつあるのだと思います。私はこの「新しい家族の形」に、職能機能や教育機能を内包させることを考えつきました。
そうすれば、ジェットコースターのような市場主義に振り落とされい手立てになるのでは?そう考えています。これを丁稚奉公、児童労働と穿ってみればそれまでです。しかし、特定の子どもたちは頼れる身内も、お金も、技能もなく18歳で措置解除されます。
それからの人生を豊かに生きるためには、行政からの支援だけでは不十分です。理性あるおとなたちと透明な会計管理による「多重的で機能的な養育+教育+職能システム」が必要です。そんなことを布団を洗濯しながら考える休日の1日でした。