子どもデザイン教室ブログ

社会的養護問題の改善法

サポートホーム | 2016.07.31(日) | 1 Comment

土曜日はデザイン教育研究所の学生、卒業生、大阪成蹊大学のインターンシップ生を連れて大阪府立大学で開催された「社会的養護児童の自立支援」に関するセミナーに行きました。学生には難しいテーマでしたが、こういう学術的な経験も糧になると思いました。

東京の児童養護施設・子供の家の早川悟司さんによると、多くの児童養護施設は、20歳までの措置延長制度があるにも関わらず、18歳で習慣的に自立させるそうです。施設養護の限界を感じると共に、また、そんな児童養護施設の体質に疑問が湧きました。

一方で、大阪の児童養護施設・常照園の芦田拓司さんによると、常照園では弁護士グループや奨学金給付をするNPOなどと協働して退所児童の支援をするそうです。こちらでは一転して一般家庭以上の支援です。あまりの温度差に疑問が膨らみました。

帰りに家内と一番下の子と住吉大社の夏祭りへ行きました。「やろく」のウマウマ卵コロッケを頬張って「おいしい」と笑う顔が可愛いです。「楽しかった?」と聞くと「歩いてただけ」とブーたれていました。でも、そういう想い出がまた一つ出来ました。

そんな風に文句は言いつつ、でもどこか嬉しそうな子どもをみていると、子どもは家庭で育つものだと思います。多くの人がこんな風な家庭養護の良さを知れば、セミナーで言う「社会的養護の問題」は改善するのではないか?そんなことを考えました。

One Response to “社会的養護問題の改善法”

  1. 早川悟司
    2017.03.28(火)|3:24 AM|

    正確に話を理解していただけず、残念です。

    子供の家では、大学生も含めた最大20歳までの措置延長と、卒業までの学費全額も含めた支援を行っています。
    ケアワーカーや自立支援コーディネーター、ファミリーソーシャルワーカーらによるアフターケアにも尽力しています。
    同様の取組をしている施設も少なくありません。

    偏った解釈をさせてしまい、残念です。

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