子どもデザイン教室ブログ
総会を終えて
デザイン教室 | 2019.05.23(木) | No Comments
今年も子どもデザイン教室の総会をしました。2018年度の報告と2019年度の計画、またこれからの教室の方向をお話しました。理事や正会員の皆さんから質疑応答は自分の目指す方向にどれほどの整合性があるのかが問われます。緊張しました。
前年から恒例になった懇親会では、お遊び担当のイノッチが今回も昼食を振る舞ってくださいました。昨年はイタリア、今年のテーマは台湾でした。五香粉香るルーローファンや、ゴンチャにも負けない手作りタピオカが総会に華を添えてくれました。
さて、その子どもデザイン教室。親と暮らせない子どもたちの自立支援を右往左往しながら13年目を向かえました。これまで教室の運営軌道化、人的拡大、カルキュラムの確立が大きな方向でしたが、10年を過ぎ、運営にある程度の道筋ができた今、教室は新しい段階に入ります。
子どもを取り巻く環境は日に日に新しくなっていきます。これまでの慣例や考え方が通じない時代です。そんな時代に私が提唱したいのは「養育者は教育者の視点が必要であり、教育者は養育者の視点が必要であり、そのことが子どもの生きる力の源泉になる」という考えです。
教育機関としての子どもデザイン教室と、養育機関としてのこどもサポートホームで培われ、蓄積してきた「家族としての、社会としての子育てのあり方」を今後は実践的に研究し、これからの子育て、教育、養育のあり方として、ネット時代に相応しい方法で社会に提唱します。
これまでの実店舗による地域限定の活動を越えて、今後は新しい方法で社会に普及したいと思います。対象はこれまでの子どもに加え、親、保護者、社会全体に広げます。私に残された時間はそう長くありません。私個人にとっても、これまでの総決算に向かう年と位置付けます。