自分の意見が言える子

デザイン教室 | 2015.02.01(日) | No Comments

子どもデザイン教室では毎回レッスンが終わると、今日したレッスンの内容や感想を200字ほどの文章で書いてもらっています。小学校4年生でもスラスラと書いてくれます。その理由は、昔からと思いますが、自分の意見を言える子が少ないと感じるからです。

特に、頭はいいのに何も発言しない子はせっかく得た知識を出力しない訳ですからもったいないし、本人にとって何の訳にもたたないと思います。これではいわば、社会にとって都合のいい使い手になるだけで、その子の将来にとって大変危険なことです。

その原因は、知識を入力することばかり教えられて、その得た知識を出力する方法を教えられていないからではないでしょうか。つまり発言や発信をする習慣がないから、そういい機会を突然与えられると、失敗や間違いを恐れて勝手に萎縮しているようです。

そこで子どもデザイン教室では、常日頃から自分の行動を確認し、意見を言う、自分の中で消化した意見を出力する機会を習慣づけ、失敗を恐れる自分の障壁を常に低く低くしておこうと考えています。