子どもデザイン教室ブログ
酒井が退職しました。
デザイン教室 | 2014.03.21(金) | No Comments
今日、5年間、苦楽を共にした酒井さんが法人を退職しました。ひとまずの区切りです。しかし、子どもデザイン教室の副代表であることに変わりはなく、これからも助けてもらわないといけないことが多くありそうです。
面と向かってまともに話もできず、最後の1日は終わりました。彼女が辞めることはあまり考えないようにしています。昔から私は、なくさないと事の重大さに気づかないタイプで、これから事の重大さに頭をぶつけるのでしょう。
彼女とのご縁は、もともと彼女が高校生だった頃、当時はそれを彼女の作品とは知らず、作品展で『私にはまったく描けない絵を描く子がいるな』と思っていたその人でした。こうして8年後もご一緒できたのは彼女の人徳に他ありません。
安い給料で、私ごときの夢に青春の多くの時間を費やしてくれました。最初、誰にも相手にされなかった任意団体が、一つずつ実績を積み重ね、こうしてここまで来られたのは、ひとえに彼女のお陰です。感謝以外、ほかに言葉はありません。
彼女も最初、誰でもそうであるように、話にならない学生あがりでしたのが、DTPをマスターし、WEBにも精通し、経理もこなし、子どもとの関係作り、まさに八面六臂、恐らく多くの企業から引く手あまたの逸材に育ちました。
この5年間、私の後先考えない暴走に付き合い、彼女自身、ほかでは得ることのできない体験をしたと思います。これからの人生、特に子育てにおいて、子どもとどう併走すればいいのか、彼女もよく理解していると思います。
確か彼女の夢は『お母さんになること』だったと思います。彼女なら間違いなく素敵なお母さんになれます。寒い場所のこと、精神の強さに反して弱い体ですから、無理をせず、暖かな家庭を築いてほしいです。