子どもデザイン教室ブログ
里親会のシンポジウムにて
サポートホーム | 2017.11.23(木) | No Comments
今日は大阪市里親会のシンポジウムに参加しました。3歳まで児童養護施設で暮らし、その後、素晴らしい里親さんに育てられ、シンガーソングライターになった川嶋あいさんのお話を聞きました。そして、関西テレビのドキュメンタリー「茗荷村と夜空の君に」を見ました。
最近、私は子どもにできるだけ尽くそうと考えています(全然まったく出来ていませんが)。よく実子に「お父さんは甘々やな」と言われます。ですが、例えばの話。親に愛された経験の少ない子に「人を愛しなさい」と言った所で、その愛し方自体が分かりません。
愛し方は親が身をもって示すものだと再確認しました。川嶋さんの話を聞いていると涙が溢れました。ドキュメンタリーの里親さんを見ていると、自分まだ何にも出来ていないと反省しました。そして、子どもの待つ家に早く帰りたくて、帰りたくて仕方なくなりました。
里親は大変なことも多いです。しかし、その分いいこともたくさんあります。親と暮らせない子どもの一人でも多くが、誰か軸となる、その子を愛してくれる人と、一緒に暮らせるようになればいいなと思いました。