子どもデザイン教室ブログ
児童養護施設の子らと大阪中之島美術館へ
デザイン教室 | 2024.10.01(火) | No Comments
大阪中之島美術館のアートラーニングプログラムに児童養護施設の子どもたちと参加しました。パリ・東京・大阪の3つの近代美術館の作品の中から、共通点のある作品を3点ずつ並べて展示したものを、子どもたちと見て、比べて、話して、自分なりの視点で意見をいう、ユニークなプログラムでした。
「知らん、分からん」で済ますかな?と心配しましたが、「ウサギが捕まえた人間を子ウサギに食べさせようと運んでいる所」など、子どもらしい世界観が面白かったです。鑑賞後は風で動く作品を色画用紙で作り、芝生の広場で遊びました。子どもたちの感性と身体を刺激できたのであれば嬉しいです。
児童養護施設の子どもたちが100年前の美術作品を見たり、大阪中之島美術館に来たりすることはなかなかありません。見えなかったものが見える、気づかなかった感情に気づく、貴重な機会になりました。この機会をご支援くださった大阪東ロータリークラブ、大阪中之島美術館の皆さん、ありがとうございました。