子どもデザイン教室ブログ
自分の気持ちを伝えるレッスン
デザイン教室 | 2022.01.14(金) | No Comments
施設専用レッスンでは、自分の気持ちを見える形にして、相手に伝えるレッスンをしました。レッスン冒頭、嫌というのは良いことか悪いことか?を問うた所、全員が良いとの答えでした。皆の説明も論理的で、施設では子どもの人権教育が行き届いている印象でした。
普通の気持ち、嫌な気持ち、2つの自分の気持ちを粘土で表現するレッスンでは、バラバラの人間や、解剖をしているような人間を造作したりする子がいました。一般家庭の子の作品にはみられない、メッセージ性の強い作品が目を引きました。
レッスンの前半は固い表情でしたが、各自の粘土作品が何か当て合うゲームあたりから緊張がほぐれていきました。最後にiPadで嫌な毎日、暮らしをテーマに絵を描きました。叱られること、殺されることが嫌!など、自分の意見が表出できたことにレッスンの成果を感じました。
仕上げの発表でも全員が恥ずることなくしっかり発表でき、楽しみながら自分の気持ちを相手に伝えることができました。今期のレッスンはあと2回。3月21日㊊の最後の発表会に向けて、仕上げ段階に入りました。
〈解説〉写真左はふつうの気持ち。写真右のイヤな気持ちは、小さくなったふつうの気持ちを囲むように、背の高い障壁のようなものができています。