子どもデザイン教室ブログ
接点が増えると対話が変わる
サポートホーム | 2019.12.01(日) | No Comments
三晩、夜なべで研究計画書を書きました。6月から本を読み始め、色々あって一時まったく進なくなり、最後の最後で意外にも一気に書き上りました。前に高校生の子が『全てのことには意味がある』と言ってました。今思うと、まったく進まなかったその時期にも意味があったようです。
研究テーマは「社会的養護児童の自立を支援する対話のデザイン」です。研究計画書とホームや教室を往復していると様々なアイデアが生まれました。今日も社会的養護児童数人とレッスン回数を増やして補講していると、普段は口悪く騒ぐ子が落ち着いて優しく私と話してくれました。
『デザイン教室、楽しいねん』『たかさんとこ行ったら(一緒に暮らしたら)どうなるやろ』と言います。意外な言葉に驚きました。人数が少なく、接点が増えると対話の質が変わるようです。対話の方法論は多くありますが、そこに時間軸や関係軸の観点がないことに気付きます。
時間軸や関係軸を加味して対話を構築すれば、対話の方法論が見えてきて自己肯定感や自立などの課題が改善できるのでは?また、そのことを社会に普及すれば子どもの利益に還元できるのでは?と考えます。そんなことを大学院で学びたいのです。ま、2月の試験に通れば、の話ですが。