福祉*国語*デザイン「デザイン国語」Webサイトがオープン

子どものセルフアドボカシーを支援する言葉のレッスン、「デザイン国語」のWebサイトがオープンしました。セルフアドボカシーとは、自分の心身の状態をよく理解したうえで、自分の意思、欲求、権利を自ら主張して、自分自身または他者の権利擁護を行うことです。

 

こうした力は誰にとっても必要なものですが、自分の意見や意向を親やおとなに聴いてもらったり、自分がどうしたいかを伝えたり、受け入れられたりする、そうした経験が少ない社会的養護の子どもたちにはそのような力を育める機会が、意図的かつ計画的に、そして継続的に用意されることが大切だと考えます。

 

さらに、こうしたレッスンが「お勉強」「苦痛な時間」ではなくて楽しく、遊びながら、でもいつのまにか必要な力が育まれるように、福祉・国語・デザイン、それぞれのジャンルの強みや特徴を織り交ぜて展開できるように心がけています。

 

すべての子どもたちが「自分で自分の人生をデザインできる力」「自分が自分を幸せにするために、こうしたい」と言える力、そんなセルフアドボカシー力を身につけることができるよう、伊藤井上(伊藤・藤井・井上)の挑戦は続きます。

 

大阪府立大学 人間社会システム科学研究科教授 伊藤嘉余子(子どもデザイン教室 理事)

大阪府立藤井寺支援校 国語科教諭 藤井健志

大阪府立今宮工科高校 グラフィックデザイン専科教諭 井上翔一(子どもデザイン教室 スタッフ)

福祉*国語*デザイン「デザイン国語」Webサイトがオープン