子どもデザイン教室ブログ
サポートホーム | 2020.09.06(日) | No Comments
9月の理事会をしました。何ごともおぼつかない私を支えてくださるのは、かしこブレーンの理事の皆さんです。今回は子どもデザイン教室やこどもサポートホームの現状報告と課題を協議しました。理事さんらに感心するのは、私の課題を一瞬で再構成し、方向性を示唆される点です。
例えば。教室とホームの運営に混乱する私に「教室は非日常であり、和田の役目は施設でいえば心理士、医師。ホームは日常であり、和田の役目は施設でいえば保育士。従って教室とホームでは真逆。それを和田は両方している。切替が必要だ」という意見を瞬時にくださいました。
確かに、教育とは操縦困難な飛行機を管制塔からレーダーで誘導するようなものです。一方で、養育とは操縦困難な飛行機に自ら乗り込み、その子のこれまでの経験を今、共に、目の前に置き、その子と一緒になって揺れ動く機体を軟着陸させるようなものです。
溺れかかる度に理事の皆さんの浮き輪に私は助けられています。59歳にもなったのに、あるいは59歳だからこそ迷い続ける私を、こうして支えてくださる皆さんに感謝しかありません。このベクトルを子どもたちの命と安全と安心に結実せねばと、想いを新たにしています。