2023年度報告書・2024年度計画書を公開します。
皆様、いつも暖かなご支援を頂き、誠にありがとうございます。皆様のお陰様をもちまして、2023年度の活動を無事満了することができました。つきましては、ここに2023年度報告書・2024年度計画書をお送りします。ご高覧頂ければ幸いです。
さて、2007年に設立した子どもデザイン教室は、デザインレッスンで社会的養護児童の自立を支援してきました。しかし、2019年度からは、社会的養護児童の意見表明力を育てることが新たな取り組みとなってきました。そこで、2024年度は、①子どもの気持
ちをおとなに届ける「創作のワークショップ、手作りとお喋りの時間」、②子どものアドボカシーを育てる「言葉のワークショップ、デザイン国語」、この2つの事業を精力的に推進してまいります。ただし、子どもデザイン教室に通底する想いである「遊びながら学ぶ、自己肯定感を育てる、自分デザイナー(自分の人生をデザインできる人)を育てる」は、いささかも変わることはありません。
この2つのワークショップを実施することで、楽しみながら自分の気持ちを伝える子どもを、児童養護施設や里親宅に増やしていきます。また、児童養護施設職員、里親向けのセミナーを実施することで、子どもの意見表明を大切にするおとなを、地域に増やしていきます。さらに、ワークショップやセミナーの内容を書籍化することで、子どもの人権を大切にする人々を、日本に増やしていきます。こうして、社会的養護児童の意見表明力を育てることが、これからの子どもデザイン教室の活動目的です。
しかし、こうした活動を続けるには皆様のご支援が欠かせません。ぜひ、子どもデザイン教室の活動に、ボランティアやご寄付などの形でご参加頂き、ご支援を賜ればと切に切に願っております。皆様のお力添えを心よりお願い申し上げます。