子どもデザイン教室ブログ
「エデュケーション」という言葉
takorockな毎日 | 2012.10.05(金) | No Comments
木曜日は大阪市立デザイン教育研究所で授業をしています。
授業の最後に毎週アンケートをとり、授業のよかったところ、悪かったところを書いてもらいます。人間ですから、褒められると嬉しいし、叱られると悲しいです。でも、確実に学生の満足度は高まるし、私も勉強させてもらっています。
褒めてくれる人に感謝、叱ってくれる人に感謝、です。年齢なんか意味がありません。19歳は19歳で完成しているし、51歳は51歳で完成しています。同じようにそれぞれの地点で悩んでいます。
形式上「先生」などと呼ばれていますが、 これ「魔の言葉」です。 この言葉を真に受けていると、大きな落とし穴があります。私はただの進行役で、主体は学生です。考えるのも、悩むのも、喋るのも学生です。
私は「エデュケーション」という言葉が好きです。なぜなら、その語源は「引き出す」だからです。学生が自分では気づかない才能を見つけて引き出す、それが私の役目だと思っています。毎回、反省ばかりの授業ですが、いつかみんなに『よかったよ』と言ってもらえるよう頑張ります。
●私の楽しみはお昼休みの学食。青春時代に50分だけ帰れます。