子どもデザイン教室ブログ
ここだけの話、お母さんになりたい。
サポートホーム | 2018.06.27(水) | No Comments
【ここだけの話】お母さんになりたいと里親を始めてから思っています。なぜか?お母さんは男にも女にもなれます。でも、お父さんは女にはなれないからです。その証拠に、男子トイレをおばちゃんは掃除できますが、女子トイレをおっちゃんは掃除できません。
昨日は大阪府立大学・伊藤ゼミの現場視察に同席させて頂き、自立援助ホームにお伺いしました。私は、自立援助ホームの開設を構想していましたが、私の想いと現実とは異なることと、私程度の技能では不可能な事業である、そう認識しました。考えを改めます。
私の想いと現実との違いとは、子どもとの距離感と養育期間の違いでした。私は里親なので、子どもとの精神的距離感をとても近く取ろうとします。また、委託期間も子どもの成長に寄り添う長期養育を目指しています。自立援助ホームではそうはいかないようです。
さてさて。視察後、府大の先生や学生さんらと新世界で串かつ食べ放題を楽しみました。その際、ずっと気になっていたことにようやく納得しました。それは、頑張れる子のその力の源は何か?です。子どもデザイン教室にも、何事にも黙々に取り組める子がいます。
こうした子らの力の源は一体何だろう?とずっと解けずにいました。知り合いのお子さんを見ていても分かりませんでした。でも、懸命な皆さんはご存知でしょう。そうなんです。心の中に「ある人」が住んでいるんです。
その人は多くの場合、お母さん。府立大学で学ぶような子は、総じて頑張り屋さんです。彼女らと話をしていて、その立ち居振る舞いにだぶって、共通するお母さん像がぼんやり浮かんできました。こうした「心に住む人」がいないと、その心はやはりブレブレになります。
また、心を安定させるのにも苦労します。では、それがお父さんやお父さん代わりでは担えないでしょうか?いや、担える!私はお母さんになる!そう思える楽しい宴席でした。ただし、若い人との食べ放題は相当危険と、これまた認識しました。考えを改めます。