子どもデザイン教室ブログ
オトナ工芸魂展にて。
takorockな毎日 | 2016.10.30(日) | No Comments
母校、工芸高校のOB展覧会「オトナ工芸魂展」にて。出展の意味を考えました。ある人は意味がないといいます。また、他の人と比べられるのが恥ずかしいといいます。知らないOBと繋っても意味がないといいます。気持ちは分かります。
しかし、展覧会場でこう思いました。壁掛けの作品の下に表題があります。そこには何年何科卒の文字が。それだけで「あ、この人はこうして頑張ってるんだな」と嬉しく思います。若い人なら、なおのことです。
作品は、課題でも、会社の仕事でも、職場の風景でも、何でもいいはず。大家の作品の横に職場の笑顔なんていいじゃありませんか。会場では思わぬ出会いがありました。初対面の方と話していると共通の知人がいました。ほろ苦い想い出も蘇りました。
あの人は今どうしているんだろう?な〜んて考えてしまいました。共有できる時や場がある者同士の出会いは、新しい何かを生み出すし、また、眠っていた何かを揺り動かします。卒業生の皆さんには、そういう場に参加できることに気づいてもらえたらと思います。
各年代、1クラスから1人でも2人でも、分かってくれる人はいるはずです。そうした人が横に数珠繋ぎになることの意義を会場で理解しました。実行委員の皆さんのご尽力に敬意と感謝を表します。ありがとうございます。