子どもデザイン教室ブログ
悩める都構想
takorockな毎日 | 2015.02.03(火) | No Comments
深夜労働、ウトウトしていたら、なぜか夢に橋下市長がでてきました。夢の中ではいい人そうでした。ふと、都構想を思いました。議会制民主主義といいながら、この大一番が住民投票とは『無茶ぶりだな』と思っています。
双方の意見を比較すると、賛成派は(公約が守れるとは限りませんが)「○○削減3割減」など具体的な数値で説得している点が分かりやすいです。一方で、反対派は「大阪再生への確かな道筋を」と説明が抽象的な点が分かりにくいです。
賛成派の意見を酌みするなら、自分たちの区長を選挙で選べる点が魅力的です。地域自治などで迅速な対応が期待できます。2重行政、既得権益の解体も賛成です。
反対派の意見を酌みするなら、いまいち効果が見えにくい点が気になります。民需を促すのもメリットでしょうが、新しい区役所を建てるのにも莫大なお金がかかるでしょう。
ところで、近くの東住吉区役所が今リニュアル工事をしています。ああいう費用は無駄にはならないんでしょうか?
住民投票の結果、得票比率が49対51位だったら、やっぱり51が勝つんでしょうか?功利主義にも限度があると思います。これほどの大一番は3分の2位を得票しないと採択されないくらいの安全策が必要ではないでしょうか?
『やってみないと分からない』『やってから考える』という考え方は大好きです。しかし、それにしては事が大きすぎです。元に戻しにくいだけに慎重さが必要です。
私個人としては、自分の卒業した学校の名前が変わったり、今の講師のお仕事もなくなったりするだろうし、残念ではあります。でも仕事がなくなれば、また新しい事を始めればいいだけのことでしょう。
時は流れます。郷愁に浸っていては新しい時代はこないとは思います。今は違和感のある名称も、これから生まれ来る世代にはすぐにそれが当たり前になるでしょう。もし大阪都になれば『大阪市?何それ?変な名前!』なんて言われたりするのでしょうね。
そういえば、千日前線が全駅ホームドアになりました。何よりビックリしたのはワンマンカーになり、運転手さんがドアの開閉をしている点です。『そこまでするんだ』と感心しました。何事をするにも大変な時代になりました。
普段、こういう政治の話題は触れないようにしてきました。しかし、自分の意見が言いにくい、そんな社会のムードになりつつあるように思えたので、投稿してみました。
ただし、今回はどんなご意見にも直接お話する以外お応えしません。あしからずご承知置きください。