子どもデザイン教室ブログ
日本子ども虐待防止学会で発表
デザイン基金 | 2018.12.03(月) | No Comments
昨日、日本子ども虐待防止学会岡山大会でシンポジウム『福祉×教育×デザイン・社会的養護の子どもの自己肯定感を育む「デザイン国語レッスン」という挑戦』に登壇しました。本レッスンを一言で言うと、「うざい」などの感情語を「私は○○なんだ」と論理語に言い換えるレッスンです。
相手に「なるほど」と思われる話し方は、とりわけ将来の困難が予想される社会的養護児童には重要で、自信に繋がります。そこで社会的養護児童に無料で、論理的に聞き、話す力を育てる「デザイン思考による遊び感覚の国語学習支援」を昨年より開催し、本会はその成果発表でした。
大阪府立大学の伊藤嘉余子先生、今宮工科高校の井上翔一先生、藤井寺支援学校の藤井健志先生が入念にご準備くださったお陰で、聴講の方々の強い熱意を感じました。最後の質疑応答も活発で、成果のあるシンポジウムになりました。尽力くださったお三方に深く深く感謝しています。