子どもデザイン教室ブログ
頭が肩こりしてる子どもたち
デザイン教室 | 2012.10.11(木) | No Comments
子どもたちもおとな同様、結構「頭が肩こり」しているように見受けます。
創作絵本づくりは、そんな頭ではできません。そこで、空想の世界に旅立つための「おまじない」を用意しました。年齢が大きい子ほど空想の世界に行けず、現実の自分に立ち往生します。小さい子は、すぐに空想の世界に行ってしまいます。
はずかしがったり、小3なのに小1のときの気持ちをもう忘れていたりするので『いつまでも子ども心を忘れないで』と、なぜこのようなことをするのかお話しました。
こうした話はあまりしないほうがいいと思っていました。しかし、その子の表情が雷に打たれたようにほぐれたのがはっきり見えました。それから笑顔がこぼれ、声が聞こえ、『眼医者の迷医者とグローブくん』というお話しがはじまりました。
私のお話しが現実の自分に踏ん切りをつける決心になったようです。ようやく空想の世界に旅立ってくれました。
*写真は、ゆっこさんの「おまじない」にかかった子どもたちです。