子どもデザイン教室ブログ
学ぶ力が伸びる正体
デザイン教室 | 2018.05.20(日) | No Comments
「学ぶ力が伸びる正体」は、人間・時間・空間の3つの間(関係)と考えています。一つ目の「人間」。中でも親、もしくは親代わりの教え手の存在が重要です。教育は信頼の上に成り立ちます。だから、教え手がぞんざいであったり、希薄であったりすると、学ぶ力は伸びません。
二つ目の「時間」。教え手と学び手の間には、長期的なアタッチメントが必要です。教育とは、待つことです。だから、待つ時間がないような短期間な関係では、学ぶ力は伸びません。そして、三つ目の「空間」。教え手と学び手の長く続けられる豊かな環境が安定してあることです。
良い人と、長い時間、素敵な空間で過ごせたら、子どもは「学ぶことは楽しい」と思えます。 ということで、先週の「デザイン国語研究レッスン」でも、ご飯を食べながらレッスンをすることにしました。メニューはサンドイッチ。なぜサンドイッチ?
帝塚山のドルチェ&ポワールで1,500円もする食パンをまた買ってしまったからです。さて、お食事をしながらゆっくりレッスン、のはずが。。。夕方の育ち盛り。あっという間に食べちゃって、楽しむ前に食事は終わりました。でも「おいしい〜」と言ってくれたから良かったです。
レッスンでは絵を見て文章にする、その文章を見て別の子が再び絵にすることで、説明力・理解力を鍛えるということをしました。2枚の絵の相違点を比較することで、説明力・理解力の度合いや不足が、視覚的に認識できるレッスンです。子どもには難しい〜と大不評でした。
しかし、子どもデザイン教室には、分からないを自ら分かった!に変えられる長期的な人間関係と時間と空間があります。教育とは、待つことです。やがて半年もすると、地図だってスラスラ説明できるはずです。その時を待ちたいし、そうなるように私も学びを続けます。