子どもデザイン教室ブログ
5月の商品デザイン特別レッスン
デザイン教室 | 2019.05.23(木) | No Comments
社会的養護児童向けの商品デザイン特別レッスンが始まりました。「キャラクター商品を製作し、販売することで、お客さんという社会の視点にたって物事を考える」というこのレッスンの主旨を説明し、創造力、計画力、対話力のある子になるというゴールを話しました。
社会的養護児童の多くは、自分に自信がなく、特にクリエイティブな作業は恥ずかしがって「ない、しらん、わからん」とシャッターをガラガラと下ろして閉じこもろうとします。そこで、そんな気持ちを表に引きだし、自信をもたせる工夫を色々仕掛けてみました。
最初はまともにアイデアを出せず、描いたものはすぐに消し、些細なことも決められず、いい加減に済まそうとしていました。しかし、最後は丁寧でユニークなキャラクターを仕上げていました。帰る頃には満足げな表情になっていました。いいレッスンになりました。