子どもデザイン教室ブログ
子どもデザイン教室便り
デザイン教室 | 2016.01.30(土) | No Comments
1月後半は途中入会の子らの商品が不足しているので、それを皆で協働して作ることにしましたが、「人のものは作りたくない」と思わぬ反発にあいました。しかし、元々子どもらに悪気はなく、結局みんなで作ることができました。
教室をしていると、子どもの驚くべき才覚を目の当たりにすることができます。ある曜日は殆どの子が幼稚園や小学校低学年です。人形作りは鋭く尖った針を使うので、前回はおとなが殆ど作って、子どもらは見ているだけでした。
しかし、この見ているだけという体験で、恐らく子どもらはあらゆることを吸収するのでしょう。今回、役割分担して1時間で作業した結果がご覧の写真です(下部中央のみ私の商品)。これらの商品を1時間で作りました。ラベルまでつけて1時間です。
何度が述べてきましたが、子どもは「おとなの未熟版ではない」と改めて認識しました。子どもは子どもとしてすでに完成しており、逆におとなになるに連れて知識は増える一方、その才覚は徐々に低下していくことを改めて教えられました。