子どもデザイン教室ブログ
いかんなあ〜涙がでてくる
サポートホーム | 2019.02.09(土) | No Comments
子どもは愛されたいと願う生きものである。こどもサポートホームでは、一般家庭の3倍速で親子関係を築かないといけない。それは悲しいかな擬似的なものではあるが、「この子の親だったら今、何をすべきか?」は常に、いつも、自問自答している。しかし。
始動期の忙しさのあまり、子どもとの関係を希薄にしていたら、あっという間に「お父さん、あっち行って〜」と、子どもとの信頼関係が築けていないことが露呈した。人間関係とは正直なものである。これでは里親失格と、早速にデザイン思考で関係構築作戦を展開していたら。
昨夜、子どもを寝かしつけているとき、「お父さん、大好き」と言ってくれた。「お父さんは皆と暮らせて幸せやで」といった。思いを明言することは大事だ。これは一般家庭でも同じ。そうすれば、子どもを怒ったり、ましてや手を上げることなどないと思う。
ただし、出会って数ヶ月の人に「お父さん、大好き」と言うのは冷静に考えると異常である。一般家庭なら、出会って数ヶ月の人なら「あっち行って〜」の方が正常である。熱い心と冷静な頭が必要である。でも、眠る子どもの寝顔を見ていると、なぜか涙がでてくる。 いかんなあ〜