子どもデザイン教室ブログ
もの作りはなぜ楽しいのだろう?
デザイン教室 | 2014.06.03(火) | No Comments
子どもデザイン教室の5月のレッスンが終了しました。お菓子作りをテーマにアイデアを絵にし、クッキーという形にし、食べる。そんなレッスンでした。不特定な誰かに食べてもらうためのクッキー、子どもにはそんな意外な観点が新鮮だったようです。
『これ、いくらで売れるやろ?』『はよ食べたい!』『もっとこんなレッスンしたい!』と大好評でした。活き活きともの作りをする子どもたちを見ていて、もの作りはなぜ楽しいのだろう?学習って何だろう?改めてそんなことを考えました。
心理学者ピアジェによると「知識がかたまりを形成していく過程に学習がある」のだそうです。可塑というものを作り出す喜びは、大きくは命を創り出す喜びと同じ、生きものとしての根源的な喜びに繋がっているのではないでしょうか。
そのなかで子どもたちは何を学び取るのか?それは売ったり食べたりという営みや生きる喜びで、だから子どもは素直に楽しいと感じ、だからこういう感覚的なレッスンは大切なのでは?そう考えました。スタッフの皆さんには大変でしたけど。ご苦労様でした。