子どもデザイン教室ブログ
ようやく再開、出張デザイン教室
デザイン教室 | 2020.08.20(木) | No Comments
3月から休止していた児童養護施設への出張デザイン教室をようやく再開しました。これまでの重装備を改め、私1人鞄1つでの出張です。コロナは色々な気づきを与えてくれます。新しい受講生は低学年の落ち着かない男子6人組。施設の1ユニットルームまるごとの担当は初挑戦です。
「この子たちがおとなしく絵を描く姿が想像できないんですが、、、」と職員さんに前置きされました(汗)。確かにレッスンが始まって前半30分は崩壊状態、しかしそれは想定内です。徐々に流れを作り、「レッスンで意見が言える人、聞ける子になってほしい」との狙いを話しました。
高学年が「おい、話きけや!」とまとめてくれたり、モンキーがあだ名の年長さんが自制を効かせたり♡。「しらん、分からん」ではなく、要所要所で意見を言い、私の話が聞けました。そして山場の30分、集中して自分で考えたキャラクターをiPadに描きました。
どう話せば子どもに伝わるのか?言葉選びを直前まで練った結果、今回はうまく展開できたとは自画自賛です。このノウハウをどなたか有志に教えて、その人が施設訪問をしてくれたら、創作活動による対話力を育てる活動が広げられると思いました。