デザイン国語チーム、JaSPCANワークショップ開催

デザイン教室 | 2023.11.28(火) | No Comments

子どもデザイン教室の次世代を担う「デザイン国語チーム」の活動をお知らせします。私が「アートとデザイン」で子どもの意見表明力を高めようとしていますが、次世代チームは「デザインと国語」で子どもの意見表明力を高めようとしています。

「アート」と「国語」、アプローチは違いますが、いずれも目標は「子どもの意見表明力を高めること」そしてその運転手は「デザイン」です。メンバーは大阪公立大学の伊藤嘉余子先生と高校教員のイノッチこと井上翔一先生、藤井健志先生です。お三方の頭文字をとって「伊藤井上チーム」とも申します。

11月26日、日本子ども虐待防止学会（JaSPCAN）しが大会の大会企画ワークショップにデザイン国語をお招きいただき、満員御礼の中、養育者向けワークショップ「かきくけこそだて論」を実施してきました。同学会で発表するのは2017年からこれで7回目です。

ワークショップを行っていく中で、おとなはどうしてもしゃべりすぎてしまうこと、良かれと思う意見が子どものフィールドでのかたりあいにはそぐわないことなどを、自分自身が改めて気づく・意識を新たにする機会になります。

参加いただいた皆さまにも、そんなふうに自分を見つめ直す、そして今後の少しの意識を切り替えるきっかけになっていただけたら何よりです。今までの「報告」とは違い、「おとなが身につけたい『きく』」を体感いただき、実りの多い時間となりました。まだまだ前進していきます！