子どもデザイン教室ブログ
ワークショップ「アートとおしゃべりの時間」
デザイン教室 | 2024.04.12(金) | No Comments
新年度の子どもデザイン教室のレッスンとワークショップのご説明に児童養護施設や母子生活施設を訪ねています。とりわけ、今後の中心事業となるワークショップ「アートとおしゃべりの時間」は『子どもの意見表明とおとなの傾聴に必要な取り組みだ』と高い評価を頂いています。
児童福祉法が改正され、子どもの意見表明は、これまでにも増して取り組むべき重要課題です。そこで「アートとおしゃべりの時間」は、おとなと子どもがペアになり、簡単な絵や工作をしながら、他愛もないおしゃべりを、やがて子どもの意見表明に繋げるデザインになっています。
社会的養護の現場に創作活動が導入されるケースはまだ少なく、創作活動というと何か敷居が高く感じます。しかし、砂浜の落書きでも創作活動ですし、意見表明です。リラックスした雰囲気で、子ども自身も気づかない様々な想いを、おとなが受け止める時間を提供していきます。
そこで、お知り合いの児童養護施設さんがいらっしゃれば、ぜひご紹介ください。今後、職員さん同士の研修、里親と里子、特別養子縁組の親子、社会的養護児童と実親など、様々な形で展開することを目標にしていきます。新しいことを始まる春、心がウキウキして何だか楽しいです。