子どもデザイン教室ブログ
2つの愛情が葛藤する映画1640日の家族
サポートホーム | 2022.08.26(金) | No Comments
大学院の伊藤先生に薦められて、映画「1640日の家族」を見ました。里親子の愛情と別離を描いた秀作で、味わい深く爽やかな映画でした。里親は里子の最善の利益を考えるので、実親に愛情をもって育てる力があれば、実親宅に帰るべきです。
しかし長く共に暮らした子との別れは真底辛いです。見終わってホームに帰ると皆すやすやと寝ていました。もし、ここにこの子たちがいないかと想像すると、張り裂けそうな気持ちになります。個人的な私としての愛情、社会的な里親としての愛情、2つの思いが葛藤する映画でした。